押さえるべきポイント
コロナ流行後、頻出の問題です。
キーワードを押さえ、「聞いたことがない!」という単語がないようにしておこう。
感染症の定義
不顕性感染、日和見感染、飛沫感染、空気感染、すべて耳にしたことがあるでしょうが、ここではキッチリ説明できる必要があります。
コロナ流行時「キャリア」という言葉聞いたことありますか?
コロナに感染しているにも関わらず無症状の人のことですよね。
そうです。それをここでは「不顕性感染」といいます。
厳密には「症状が現れるまでの人」も含みますが…
感染したことに気が付かず、病原体をばらまくこともあります。
職場にもいました。
抗原検査を受けて初めて自分がコロナにかかってた、と知った人が。
じゃあ、その人を「不顕性さん」とあだ名をつけて覚えてください!
不顕性感染と日和見感染の違いを明確に!
不顕性感染:病原菌などに感染したにも関わらず症状が現れないこと。
日和見感染:免疫力が低下した人が、健康な人では問題にならないような病原体に感染することにより発症すること。
過去問題では
人間の抵抗力が低下した場合は、通常、多くの人には影響を及ぼさない病原体が病気を発症させることがあり、これを不顕性感染という。
と、不顕性感染と日和見感染をミックスさせた正誤問題が出ています。
不顕性感染は、感染しているのにも関わらずそれに気づかず出勤してしまった不顕性さんの症状でしたね。
これは日和見感染の説明なので✖です。
飛沫感染と空気感染
飛沫感染:咳やくしゃみをすると口から出る水滴(飛沫)に病原体が含まれていた場合、それらを直接吸い込むことによる感染
空気感染:空気中を漂う病原体を吸い込むことによって生じる感染
これに関する過去問題はこちら。
微生物を含む飛沫の水分が蒸発して、5μm以下の小粒子として長時間空気中に浮遊し、空調などを通じて感染することを空気感染という。
これは正解〇。
では次の問題はどうでしょう。
感染源の人が咳やくしゃみをして、唾液などに混じった病原体が飛散することにより感染することを空気感染といい、インフルエンザや普通感冒の代表的な感染経路である。
これは飛沫感染の説明なので✖です。
過去問を解いてみよう!
公表されている「感染症」の過去問は2つ(2023.5月現在)しかありません。
確実に正答できるようにしておこう!
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