第一種と第二種の区別が解答のカギとなる「酸素欠乏危険個所」

何だか難しい分野のように感じるけれど、要点を押さえれば点を取れます!

出題率は高い。

ポイントは「第一種酸素欠乏危険個所」と「第二種酸素欠乏危険個所」の区別をしっかり理解すること。

それ以外は一通り目を通せば覚えられます!

第一種酸素欠乏危険個所

その日の作業にその作業場の空気中の酸素の濃度を測定しなければならない。

過去問には

酸素及び二酸化炭素の濃度を…

と誤った選択肢あり。

出題実績のある第一種酸素欠乏危険個所は…

・ヘリウム、アルゴン等の不活性の気体を入れたことのあるタンクの内部における作業

・果菜の熟成のために使用している倉庫の内部における作業

・酒類を入れたことのある醸造槽の内部における作業

・相当期間密閉されていた鋼製のタンクの内部における作業

・第一鉄塩類を含有している地層に接するたて坑の内部における作業

・ドライアイスを使用して冷蔵を行っている保冷貨物自動車の内部における作業

・雨水が滞留したことのあるピットの内部における作業

でもこれらを覚えるのは大変!

第二種酸素欠乏危険個所の方が少ないのでこちらを覚えて、それ以外は第一種

第二種酸素欠乏危険個所

その日の作業にその作業場の空気中の酸素及び硫化水素の濃度を測定しなければならない。

過去問には

酸素及び亜硫酸ガスの濃度を…

と誤った選択肢あり。

出題実績のある第二種酸素欠乏危険個所は…

汚水その他腐敗しやすい物質を入れたことのある暗きょの内部における作業

海水が滞留したことのあるピットの内部における作業

赤字はキーワード。

過去問にはないけど気をつけたいのが腐泥

安全衛生法で

し尿、腐泥、汚水、パルプ液その他腐敗し、または分解しやすい物質を…

と述べられている項目は第二種酸素欠乏危険個所のこと。

でも出題に腐泥層と出てくれば第一種酸素欠乏危険個所となる。

第二種酸素欠乏危険個所の酸素欠乏危険作業主任者は酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者技能講習を修了した者の中から選任しなければならない。

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