特殊健康診断を行わなければならない有害業務と
その有害業務おいては
どんな項目の検査をしなければならないのか組み合わせを覚えるのがメイン。
特殊健康診断を行わなければならない有害業務
・放射線業務
・高圧室内作業・潜水業務
・石綿
・鉛業務
・有機溶剤(第1種・第2種のみ)
頻出はこれだけ。これらの業務に携わる人が何の検査をするのかセットで覚えよう。
有害業務従事者の検査項目
あらかじめ言っておくと
特殊健康診断が必要な業務の引っかけとして酸素欠乏危険個所がある。
酸素欠乏危険個所での労働者に対し特殊健康診断は必要なし。気をつけよう。
放射線業務
・白血球数及び白血球百分率の検査
・白内障に関する眼の検査
・皮膚の検査
引っかけでは、貧血検査、尿中の潜血の有無など。
高圧室内作業・潜水業務
・四肢の運動機能の検査
・鼓膜・聴力の検査
・尿中の糖・蛋白の有無の検査
・肺活量の測定
圧のかかる中での作業と考えるとどれもしっくりくるかと。
覚えにくいのは尿中の糖・蛋白。
引っかけで尿中の○○が多い。きちんと覚えよう。
石綿取扱作業
・石綿によるせき、たん、息切れ、胸痛等の他自覚症の有無
・せき、たん、息切れ、胸痛等の他自覚症の有無
・胸部のエックス線直接撮影検査
引っかけでは、尿中、血液中の石綿の有無。
石綿は肺胞内にとどまり、尿、血液にはあらわれない。
鉛
・血液中の鉛の量の検査
・尿中のデルタアミノレブリン酸の量の検査
尿中の…なんかカタカナのモノだったなぁ、では×。
しっかりデルタアミノレブリン酸と覚えなければ誤解答に引っかかる!
有機溶剤
・尿中の蛋白の有無の検査
・貧血検査
・肝機能検査
・眼底検査
尿中の蛋白の有無は高圧室内作業にも項目としてあるので区別して覚えよう。
歯科医師による健康診断
これらを扱う業務に従事する者は歯科医師による健康診断を受けなければならない。
硝酸
硫酸
亜硫酸(二酸化硫黄ともいう)
塩酸
フッ化水素
黄りん
語呂合わせ
これに関する出題が2013年に一度あるだけだどどうにも本気で覚える気にならない。
そこで登場するのがとろろ塾*OL保健師さん。
『 簡単!語呂で覚える『特殊健康診断が必要な有害業務』『歯科医の健診』 【語呂ゴロ暗記で合格しよう】 – YouTube』が役立ちます。
二流の歯医者 不倫で炎上
二流:硫酸・亜硫酸
不 :フッ化水素
倫 :黄りん
炎 :塩酸
上 :硝酸
こちらが2013年の公表問題
次の物質のガス、蒸気又は粉じんを発散させる場所における業務に常時従事する労働者に対し、法令に基づき、定期に、歯科医師による健康診断を行わなければならないものはどれか。
(1)キシレン
(2)黄りん
(3)塩化ビニル
(4)コールタール
(5)酢酸エチル
答え(2)
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