「定期自主検査」過去問題

定期自主検査の頻度を問うよりも、定期自主検査が必要な設備又は装置や該当物質についての問題のほうが頻出。

該当物質が有機溶剤第一種なのか二種なのか、特定化学物質第一類か二類かを見極める力も必要かも。

定期自主検査

2013年10月

次の設備又は装置のうち、法令上、定期自主検査の実施義務が規定されていないものはどれか。

(1)アンモニアを取り扱う特定化学設備
(2)透過写真撮影用ガンマ線照射装置
(3)一酸化炭素を含有する気体を排出する製造設備の排気筒に設けた排ガス処理装置
(4)酢酸エチルの重量を5%を超えて含有する接着剤を製造する工程において、当該接着剤を容器に注入する屋内の作業場所に設けた局所排気装置
(5)セメントを袋詰めする屋内の作業個所に設置した局所排気装置に設けた除じん装置

答え (3)

解説
(3)一酸化炭素は排ガス処理装置を設けなければならないガスまたは蒸気に該当しない。
(4)酢酸エチルの重量を5%を超えて含有する物は第2種有機溶剤等に属する。

2017年10月

次の設備又は装置のうち、法令に基づく定期自主検査の実施頻度が1年以内ごとに1回とされていないものはどれか。

(1)鉛化合物を製造する工程において鉛等の溶融を行う屋内の作業場所に設置した局所排気装置
(2)トルエンを用いて洗浄を行う屋内の作業場所に設置したプッシュプル型換気装置
(3)塩化水素を取り扱う特定化学設備
(4)弗化水素を含有する気体を排出する製造設備の排気筒に設置した排ガス処理装置
(5)セメントを袋詰めする屋内の作業箇所に設置した局所排気装置に設けた除じん装置

答え (3)

2018年4月

次の設備又は装置のうち、法令に基づく定期自主検査の実施頻度が1年以内ごとに1回とされていないものはどれか。

(1)硫酸を取り扱う特定化学設備
(2)トルエンを用いて洗浄を行う屋内の作業場所に設置したプッシュプル型換気装置
(3)鉛化合物を製造する工程において鉛等の溶融を行う屋内の作業場所に設置した局所排気装置
(4)弗化水素を含有する気体を排出する製造設備の排気筒に設置した排ガス処理装置
(5)セメントを袋詰めする屋内の作業箇所に設置した局所排気装置に設けた除じん装置

答え (1)

2018年10月

次の装置のうち、法令に基づく定期自主検査を行わなければならないものはどれか。

(1)木材加工用丸のこ盤を使用する作業場所に設けた局所排気装置
(2)アーク溶接を行う屋内作業場に設けた全体換気装置
(3)エタノールを使用する作業場所に設けた局所排気装置
(4)アンモニアを使用する作業場所に設けたプッシュプル型換気装置
(5)屋内の、フライアッシュを袋詰めする箇所に設けたプッシュプル型換気装置

答え (5)

2021年10月

次の装置のうち、法令上、定期自主検査の実施義務が規定されているものはどれか。

(1)木工用丸のこ盤を使用する屋内の作業場所に設けた局所排気装置
(2)塩酸を使用する屋内の作業場所に設けた局所排気装置
(3)アーク溶接を行う屋内の作業場所に設けた全体換気装置
(4)フェノールを取り扱う特定化学設備
(5)アンモニアを使用する屋内の作業場所に設けたプッシュプル型換気装置

答え(4)

2023年4月

次の装置のうち、法令上、定期自主検査の実施義務が規定されているものはどれか。

(1)塩化水素を重量の 20 %含有する塩酸を使用する屋内の作業場所に設けた局所排気装置
(2)アーク溶接を行う屋内の作業場所に設けた全体換気装置
(3)エタノールを使用する作業場所に設けた局所排気装置
(4)アンモニアを使用する屋内の作業場所に設けたプッシュプル型換気装置
(5)トルエンを重量の10%含有する塗料を用いて塗装する屋内の作業場所に設けた局所排気装置

答え (5)

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